沖縄県小中学校歴史教育 みらい基金

沖縄県小・中学生のための短編アニメ&実写版「琉球の歴史・沖縄の歴史シリーズ全10巻」制作   

本研究会は2022年8月、公立小中学校退職教員と現職10数人で立ち上げた研究団体です。現在、本研究会では小中学生へわかりやすく「琉球の歴史・沖縄の歴史と文化」を教えていくために、新たな歴史アニメ映像教材として、短編アニメ&実写版「琉球の歴史・沖縄の歴史(シリーズ全10巻)」を企画製作進行しております。首里城完成の2026年には、完成した全作品を「県内全小中学校への無償配布」する予定で準備作業を進めております。

今回のアニメ&実写版の教材製作を契機に、「琉球の歴史・沖縄の歴史と文化」教育の輪が海を越え、国内外そして世界のウチナーンチュまで広がっていければと考えております。今後とも、本研究会活動へのご支援をいただけますようお願い申し上げます。

沖縄県小・中学生のための短編アニメ&実写版:参考資料

みらいを担う子ども達が、『琉球・沖縄の歴史と文化』をアニメでわかりやすく学べる内容となっています。

第1巻 琉球のあけぼの(10分)

第2巻 琉球の大交易時代 (10分)

第3巻 薩摩藩による支配 (10分)

第4巻 琉球の学問・伝統文化(10分)

第5巻 琉球王国の終焉(10分)

第6巻 沖縄県のはじまり(10分)

第7巻 明治・大正時代の沖縄(10分)

第8巻 沖縄戦への道(10分)

第9巻 アメリカ統治の沖縄(10分)

第10巻 復帰後の沖縄(10分)


歴史を伝えることが得意な映画会社の協力を仰ぎます

短編アニメ&実写版「琉球の歴史・沖縄の歴史」の制作にあたり、株式会社シネマ沖縄さんに協力いただきます。琉球王朝の歴史や、今に続く祭祀などを伝える「歴史・文化」カテゴリーの映画制作において豊富な実績を持つ地元企業です。

制作会社「シネマ沖縄」の作品実績:

・沖縄戦映像「戦場の童」(1985年教育映画祭優秀賞)

・波照間島の戦争マラリア題材にしたアニメ作品「石の声」 ほか多数

また、琉球新報社、沖縄タイムス社、対馬丸記念館に「後援」いただいております。


本県「沖縄」は有史以来、その独特な歴史と伝統をもち、由緒ある風俗・習慣を形づくってきました。

また、その位置は日本の南海に浮かぶ小島というよりも、東南アジアや中国大陸への交易の通商路としても大変活況を呈したものでした。その地理的諸条件から、時として時代の荒波に翻弄された歴史を併せもっているともいえます。今回このアニメ作品を製作することにより、「琉球・沖縄の歴史」がより身近に学習できるよう、また、内容につきましては「公教育の立場」を最大限配慮する所存であります。現在の沖縄を知るためには、沖縄がかつて「琉球」とよばれていた時代、あるいは、それ以前の琉球列島の成り立ちから、幾年月を経て今日に至ってきた歴史を学ぶ必要があると考えます。

そのような趣旨から、今回、琉球・沖縄の歴史シリーズとして、以下の作品の製作を準備進行させていただいているところです。沖縄の著名な先生方に監修を依頼しております。2026年夏、「シリーズ全10巻」完成後は、多方面でご利用頂ければ幸いに存じます。

つきましては、みらいを担う沖縄の子ども等への歴史教育のために、ご支援をお願い致します。

公益財団法人「みらいファンド沖縄」

※寄付後の手続き(確定申告での領収書提出)で「寄付金控除」が受けられる場合があります。